大阪でも鼻腔共鳴が流行っているみたいですが・・・

とあるボイトレブログにて

先日、ボイトレのキーワードで色々検索していると、とあるブログにたどり着きました。

そこに書かれていたのは、「以前はミックスボイスのページへのアクセス数が多かったけど、最近は鼻腔共鳴のページへのアクセスが増えている」というもの。

記事の更新日は2018年4月。

結構最近ですね。

「鼻腔共鳴」で検索してパラパラとページを見てみると、文字通り、鼻腔で共鳴させるテクニック?らしいです。

ようするに、鼻の中で響かせるってことですかね?

鼻の中を響かせるなんて実は論外!?

共鳴ボイトレ法をやっていると気づくのですが、そもそも声が響くのって〇×△□っちゃってるところですからね!?

それって言い換えると発声のコントロールの邪魔をしている部分、歌の障害になってる部分ですから。

鼻の中で響いていると、本人は上手く歌えている気になっちゃいますが、周りにも上手く聞こえているかというと・・・・???

KISSの共鳴とは

KISSが開発した共鳴ボイトレ法の「共鳴」は、みなさんがイメージする共鳴とはとらえ方がまったく違います。

  • 共鳴は、トレーニングを行う上での基準として使います。
  • 共鳴は原則、外から確認します。
  • 響かせて歌うことが目的ではなく、発声に必要な筋肉を○×□▲するために使います。別の言い方をすると、発声の障害を取り除くためとも言えます。
  • 響き方などどうでもいいです。なので、響かせるための練習など必要ありません。

響き方にこだわるのはオペラの応用

オペラを応用したボイトレ業界には、共鳴腔という概念が存在するようですが、共鳴ボイトレ法にはそのような概念は存在しません。

繰り返しになりますが、響かせようとするトレーニングではありません。

練習法はハミング!?

鼻腔共鳴の練習法を検索してみると、「ハミング」だそうです。

鼻が詰まっている人が「ハミング」で強く響かせようとすると、ノドが痛くなりませんか?

なぜわかるのかって?

以前通っていたボイトレ教室で、先生がこれ見よがしに良く響くハミングを見せつけてきたので、真似をしようとして練習してたら、ノドが痛くなったからです。

では、鼻が詰まっててハミングが出来ない人はどうすればいいのですか!?

結局行きつく先は鼻づまりの解消!

鼻が詰まっててハミングが上手くできない人は・・・そう!鼻づまりを解消して鼻を通してあげればいいのですね!

鼻が通ればハミングもへっちゃら!

ハミングがへっちゃらなら鼻腔共鳴も簡単じゃないですか!?

みんなはもともと上手い人に踊らされている?

あれ!?じゃあ結局鼻腔共鳴の練習法って・・・・鼻づまりの解消?

もしかしたら、そこそこ上手い人が自分の感覚にみんなが食いつきそうな名前をつけちゃっただけかも!?

共鳴ボイトレ法的には、鼻の中で響いている状態は、トレーニング過程のただの途中経過でしかなく、未完成の発声と言わざるを得ませんから。

大阪梅田校よりメッセージ

歌が下手な原因は副鼻腔炎・蓄膿症です。
私達はボイストレーニングで改善する方法を研究して参りました。
何故なら本当に歌が上手くなりたいからです。

言葉で上手くなったとオダテルのは簡単でしょう。
そうではなく正真正銘のビフォーアフターで世界初の証明を完了させて頂きました。
それは私達を信頼して通って下さった生徒さんに対する責任でした。

一般ボイトレ業界はオペラを黙って指導しています。
そして「歌の基礎なら腹式呼吸」などと、自分達の都合に良い宣伝ばかりしているのです。
それは動機が不純なので「嘘」と言って良いでしょう。

オペラの発声方法でポップスは歌えるようにはなりません。
それは一般ボイトレ業界の約40年の歴史で自ら証明されていたことです。
トリックや捏造を繰り返すこのボイトレ業界を皆さんはどう思いますか?

その影響は、プロ志望の若者達~みなさんの健康に及ぼす影響です。
KISSはポップスの健全なNEWボイストレーニング業界を目指して頑張っています。
応援を宜しくお願い致します。